6時間目に5年生と各学級の学級委員が集まって代表委員会を行いました。話合いの内容は、6年生を送る会の計画と各委員会からのお知らせでした。
議長や書記は送る会の運営を担当する5年生が務めました。6年生からバトンを受け継ぐ5年生にとって、学校のリーダーとしての初仕事です。
各学年が学級会で話し合ってきた出し物やプレゼントの案を出し合い、その内容を確認しました。それぞれの学級委員は、質問されたことにも一生懸命答えて、学級の代表としての責任をしっかり果たしていました。
コロナ感染症の状況によっては、計画の見直し等も必要になるかもしれませんが、子どもたちが6年生への感謝の気持ちを伝えようと一生懸命話し合ったこの会を、何とか実施したいと心から願っています。
5時間目の前のICT活用の時間を使って、保健給食委員会が保健集会を行いました。集会を開くことはできないので、会議室から各教室へのリモート形式で行いました。
保健給食委員の9名の児童は、みんなが運動場で遊んでいる昼休みの時間から会議室でスタンバイして、打合せやせりふの確認をしていました。
集会が始まると、これまで何度も繰り返した練習のとおり、「ゆっくりはっきり」を意識して、画像に合わせて原稿を読んでいきます。みんなが興味を持って見てくれるように、クイズを出したり、実験結果のお知らせをしたりしました。
それぞれの教室では、クイズが出題されるたびに、正解だと思う番号を指で示し、楽しみながら感染症や新しい生活様式について学んでいました。集会の最後には、コロナ禍になって辛いこと、コロナが収まったらやってみたいことなどの発表もありました。みんな窮屈な思いをしながら生活している反面、アフターコロナに向けてたくさんの明るい展望を抱いていることが伝わってきました。大勢で遊びたい!調理実習がしたい!旅行に行きたい!外食がしたい!・・・。当たり前のことが当たり前にできる日常が一日も早く取り戻せることを切に願うばかりです。練習を重ね、全校児童のために貴重な発表をしてくれた保健給食委員会のみなさん、ありがとう。お疲れさまでした。
早いもので、今日から二月です。令和3年度も残りわずかとなってきました。
今日は1年生が、生活科の時間に作った紙飛行機を運動場で飛ばしていました。
みんな自分が作った紙飛行機を大事そうに持って運動場に出てきました。先生の指示で一列に並んで、さっそく飛行テストが始まりました。
みんな友達よりも遠くに飛ばそうと、がむしゃらに腕を振っていました。ところが、何度も何度も繰り返すうちに、どの子もスムーズな投球フォームになっていくのを感じました。しっかりと足を踏み出し、腕を強く振り、重心を踏み出した足へと移動させていることが画像越しに伝わってきます。遊びの中で学び、身に付けていくことが多いことを改めて感じます。まだまだ寒い日が続きますが、運動場で元気いっぱい駆け回り、心も体もたくましく成長してほしいと思います。
4年生が理科の時間に野鳥観察をしました。特別講師は、鳥博士の校長先生です。
まず、校内の植物の冬の様子やビオトープ周辺の生き物の様子を観察しました。自然観察の仕方や注意点を教えてもらった後、一人に一つずつ準備していただいた双眼鏡を持って、圓満寺の池に向かいました。
池に着くと、早速双眼鏡を使って野鳥(カモ)の観察をしました。
40倍に見える高性能スコープものぞかせてもらいました。池に浮かんで休んでいるカモたちは、よく見ると何種類もいて、大きさや体の色がそれぞれに違っていました。マガモ、カルガモ、オナガガモ、ヨシガモ、オシハジロ、カイツブリ等の水鳥の特徴を注意深く観察できました。
校長先生は、池にいたすべてのカモの名前を知っていて、それぞれのカモの特徴なども詳しく教えてくださいました。天気が良く、教室で油断すると、ついうとうとしてしまいそうな午後でしたが、みんな生き生きと学習し、久米の冬の生き物の様子を満喫していました。
昨日、本日の二日間、5年生が愛媛県学力診断調査に挑みました。この調査は、児童の学力・学習状況の実態を把握し、今後の学習指導の改善・充実を図るために毎年行われています。昨日は国語と社会、今日は算数と理科で1教科につき20分のテストを行います。
毎年、県内の5年生と中学2年生が取り組んでいる調査ですが、今回から実施方法が大きく変わりました。問題用紙は配られず、画像のとおり一人一人がタブレット端末を使用して問題に答えていきます。CBT(Computer Based Testing)という方式です。
初めは少し戸惑いも感じられましたが、すぐに答え方にも慣れ、みんな真剣な表情で時間いっぱい問題を解いていました。テストの結果は、それぞれの端末にも返されることになります。自分のストロングポイントとウイークポイントを理解し、今後の学習に生かしてほしいと思います。我々教員も、結果をしっかりと分析し、よりよい指導につなげていきます。
先日は松組・竹組、今日は1年生が、上手な手洗いについて学習しました。
紙芝居や動画で手洗いの大切さや上手な手洗いの仕方を学びました。
実際に手洗いをして、特別な装置で手に残った汚れを見てみました。きれいに洗ったつもりでも、まだたくさんの汚れが残っていることにみんな驚いていました。洗い残しのあったところをみんなで確認して学習を終えました。
休み時間には、いつも以上に丁寧に手を洗う子どもたちが多く見られ、学習したことがすぐに生かされていることを感じました。新型コロナウィルス感染症の拡大を食い止めるためにも、一人一人の感染回避行動が大切です。ご家庭でも今一度、手洗い、うがい、手指消毒、正しいマスク着用等についてご確認いただければ幸いです。
東京の応援ノート事務局より「応援ノート」が届きました。コロナ禍で頑張っている小学生を元気にするためのプロジェクトで、無償でプレゼントしていただきました。
人気アニメ「ポケモン」とコラボしたノートで、ノートと一緒にポケモンカードも入っていました。
先生から1冊ずつノートを手渡された子どもたちは、大喜び。早速ノートを開いてみたり、友達とカードを見せ合ったりしていました。
「おうちに帰ってから袋を開けるように」と言われた学級の子どもたちも、どんなノートなのか興味津々でした。すてきなノートをいただき、子どもたちの学習意欲も高まったのではないかと思います。「久米っ子スタディ(自主学習)」などに活用し、しっかりと学年の締めくくりをしてほしいと思います。
応援ノート事務局の皆様、本当にありがとうございました。
校長先生から第3学期の学級委員に任命書が手渡されました。新型コロナウィルス感染症の感染拡大のため、集会ではなく、各学年の学級委員が校長室を訪れ、任命書を受け取る形を取りました。
欠席のあった5年生と学級委員を置かない1年生以外の学級委員が順番に校長室にやって来ました。ノックをして「失礼します」と校長室に入ってくる各学級委員の表情には緊張感が感じられ、「みんなをしっかりとまとめすばらしい学級にしたい」という気持ちが伝わってきました。
特に素晴らしかったのは6年生。この1年、学校のリーダーとして頑張ってきた自覚と責任感が感じられました。校長先生の「どんな学級にしたいですか」という問いかけに「みんなから信頼される学級にしたいです」と堂々と決意を語っていました。6年生にとっては残りわずかとなった小学校生活。学級委員を中心にしっかりと6年間の締めくくりをして、自信を持って中学校へと巣立ってほしいと思います。
今日は、3・5・6年生が、人権教育参観日に予定していた「人権に関する学習」を行いました。
3年生は情報モラルに関する学習でした。友達が映っている写真をSNSに投稿したことがきっかけで大きなトラブルに発展した事例をもとに、ネット上に拡散した情報は消し去ることができないことや人を傷つけるような投稿は犯罪になる可能性があることなどを学び、インターネットやスマホ、オンラインゲーム等の正しい使い方について理解を深めました。
5年生は、「ノンステップバスでの出来事」という教材で親切や思いやりについて考えました。車椅子の方が乗車してきたことでバスの発車が遅れ、「迷惑だ」と感じた主人公の気持ちの変化から、「バスに乗るという誰もが持つ権利について」、「自分ならどう考えたか、何ができるか」など自分事としてしっかりと考えていました。
6年生は、「権利の熱気球」という教材で、様々な権利について考えました。たくさんの権利を積んで飛んでいる熱気球が墜落しそうになり、いくつかの権利を捨てることになりました。「どの権利なら手放してもよいか」という先生の発問に、一人一人が頭を悩ませながら考えました。それぞれの考えをグループで紹介しあった後、全員で共有しました。一人一人「大切で手放すことはできない」と考える権利は違っていて、どの権利も大切な権利であることに全員が気付いたようでした。
どの学年も、それぞれの学年に応じた内容で、子どもたちが生き生きと真剣に学んでいました。学年の締めくくりの3学期。学習や運動だけでなく、心もしっかりと磨いています。