避難訓練とバックロープと

2022年6月20日 16時30分

今日は避難訓練がありました。

今回は、今年度初めての豪雨による洪水災害への対応の避難訓練です。

我々の住む町は古くから「水郷大洲」と呼ばれ、清流肱川の水の恵みとともに発展してきた地です。

特にこの久米地区は、米作りも大変盛んでして、大洲随一の遊水地だったりします。

そのこともあり、大雨が続いたりすると水位が一時的に上がります。ですから土着の方のお住まいなどは、石垣の上に家を構えるなど、水害に備えた工夫がされています。

しかし数年前に起きた大きな水害である「西日本豪雨」は、子どもたちの記憶に今もまだ深く残っていることと思います。近隣でも被害に遭われた方がおられたことを思うと心が痛みます。

さて、本日は、豪雨により肱川が氾濫して久米川堤防が決壊し、大洲市から避難命令が出た!という設定での訓練です。

近隣の久米幼稚園の園児たちも参加しました。

今日のテーマは、「黙って静かに行動する」です。避難訓練の鉄則でもありますが、本物の災害に遭遇した時に一番怖いのは「パニック」です。集団で動くときには、突発的な恐怖や不安からの混乱や錯乱した行動は、自分たちの命を守るために大きな障壁になります。慌てず、落ち着いて、指導者の言うことをよく聞いて行動することを学ばなければなりません。

低学年も幼稚園児もしっかり目的を果たしていました。

さて、話はだいぶ進んで、放課後の水泳練習。

泳ぐ人数もだいぶ減って泳ぐ距離もだんだん増えていきますが・・・何か変わった点に気付きますか?

気付いた人!お目が高い!

そう、バックロープが張られています。

これは、休みの日に張られたもので、遊びに来ていた高学年の児童もお手伝いしていました。

これで、背泳ぎや個人メドレーの練習もガンガンできますね。

ちなみに今日は、バタフライを最後の方は、根性で泳いでいました。

今週も暑くなりそうですが、頑張りましょう。