たゆまざる 歩みおそろし かたつむり

2022年6月21日 13時36分

これは、長崎の平和公園の祈念像の作者、北村西望氏が、像の製作中に一晩で9mを超す祈念像のてっぺんまで登ったカタツムリに感動して詠んだ句です。

たとえ歩みが遅くても、長い年月をかければそれだけ遠くまでたどり着くことができる!努力と継続の大切さを詠ったこの句を体現するかのように、100歳を過ぎてもアトリエに立ち続けた氏の生き方には感銘を覚えます。

さて、我が久米小学校の2階に上る階段の踊り場には、カラフルなカタツムリたちが毎日児童をお出迎えしています。このエリック・カールの「はらぺこあおむし」顔負けのおしゃれなカタツムリは、2年生の作品です。明日の参観日には、ぜひこのカタツムリもご鑑賞ください。

今日は、3年生の教室にもお邪魔してみました。教室には、図工で作った「カラフルフレンド」と名付けられた作品が飾られていました。

これもなかなかカラフルで元気が出る感じが良いですね。

そして、目を引くのは・・・ん、なんだあの観葉植物は?学級担任の趣味かな?と思って近づくと・・・葉っぱにはアゲハの幼虫がいました。これが前に紹介した「キハダ」ですね。キハダは、ミカン科キハダ属の落葉高木だそうです。アゲハの幼虫は、柑橘系の植物の葉を食べるのだそうです。

3年の理科で、モンシロチョウを育てた子供たちは、発展的な学習にチャレンジしています。

本日は、眼科検診もありまして、近隣の幼稚園の園児も検診を受けていました。今日もちゃんと静かに座って順番を待つお利口な幼稚園児たちでした。

続くは、1年生諸君。ちゃんとソーシャルディスタンスを保ち、整列して待ちます。

おお~えらい!「園児とは違うのだよ、園児とは…」とランバ〇ルの名セリフは聞こえてきませんでしたが、こんなところでもちょっぴり成長を感じることができるのは、幼・小の交流があればこそです。

ん?そう言えば昨日も来ていましたね。

仲よきことは 美しき哉 BY 武者小路実篤