11/20 ゲームの害に関する学習会
2020年11月20日 17時56分6校時に大洲市教育委員会の小倉先生をお迎えして、「ゲームの害に関する学習会」を開催しました。5・6年生全員と希望された保護者のみなさんに参加していただきました。
スクリーンの画面が切り替わったとたんに、先生が矢継ぎ早にいくつかの質問をされました。「私の名前は?」・・・まばらに手が挙がりました。次の質問は「最初の画面に映っていたゲーム機は何?」「何というゲームをしていた?」・・・ここからは、写真のように、ほとんどの子どもたちが夢中で手を挙げ、心を鷲掴みにされたようでした。
お話の中で、昨年度行った「ゲームに費やす時間」の調査結果を見せていただきました。子どもたちにも分かりやすいグラフで示していただき、南予の平均と比較して、久米小学校の5・6年生は、長時間ゲームをしている児童の割合が高いことが分かりました。(休日、4時間以上ゲームをする児童の割合は、南予の平均の2倍もありました。)
ゲーム・動画等の視聴時間が長いほど成績が悪くなることもデータをもとに分かりやすく教えていただきました。ただし、1日のゲームの時間が1時間以内の場合は、ゲームをしない人よりも成績が良くなるという興味深いデータも示していただきました。これは、自分や家族と決めたルールをきちんと守ることのできる態度や意思の強さと関係があるようです。
保護者のみなさんも最後まで熱心にお話を聞いていただきました。小倉先生のユーモアを交えた巧みな話術に引き込まれ、あっという間の1時間でした。子どもたちも、他人事ではなく自分事としてしっかりと考え心に刻むことができたようです。今日のお話をもとに、明日からの3連休を有意義に過ごしてほしいと思います。