書初めをしました
2024年1月15日 17時42分お正月の大切な風習である書初めですが、平安時代の宮中における「吉書の奏(きっしょのそう)」という行事がルーツなのだそうです。それが変化しながら現代まで受け継がれている由緒正しき行事なのだそうです。
「お稽古事は、1月2日から習い始めると上達する。」と言われているので、本来は、1月2日に行うのが一般的なのだそうですが、小学校では、今年最初の書写の時間に取り組んでいた学級がありました。
まずは、3年生。
1月12日(金)の様子です。
みんなとても姿勢が良いですね。
毛筆の授業は、3年生からスタートなので、まだ筆を握って数か月の児童も多いと思いますが、なかなかどうして・・・様になっていますね。
題字は、「正月」!おお~まさにど真ん中です。とてもおめでたいですね🎍
書初めでは、おめでたい言葉や詩歌、目標や抱負を書くことで、行動を新たにするという意味もあります。
新年にふさわしい言葉であれば、何でもよいそうですが、「正月」はぴったりですね。
姿勢よく良い字が書けるようになった3年生の成長を感じることのできる「書初め」の授業の様子でした。
さて、週をまたいで15日(月)は、4年生が教室を飛び出して書初めをしました。
今回は、ちょっぴり冒険して半切りサイズ(35㎝×136㎝)にチャレンジです。
教室の中では、さすがにちょっと狭いですね。
このサイズになると、準備したり、書いたり、出来上がった作品を並べたりするのも一人では不可能です。(やれなくもないですが・・・)そこで、バディを作って、協力しながら作品を作ります。
題字は、「明るい心」これまた4年生にぴったりなイメージ。でも、この大きさに4文字ビタッと書き込むのはなかなか至難の業です。おまけに時間も限られているので、はじめからフルパワーで全集中で挑戦です。
最後は、自分で選んだ四字熟語にも挑戦してみました。
「一期一会」や「一意専心」「有言実行」・・・なんか響きがかっこいいですね。
残り15分は、大急ぎで片付けタイムです。やっぱり普段よりも床を汚したり、道具を汚してしまいます。
どんな字が書けたのかも大事ですが、書写の時間を通して日本の伝統行事をみんなで体感することに大きな意義があったと思います。
さて、今週はマラソン大会に向けて試走も始まります。
文武両道の久米小学校をめざして、頑張りましょう。