SC来校で「こころ」の勉強です

2023年12月5日 17時45分

本日は、スクールカウンセラーの先生に来校いただき、6年生対象に特別に授業をしていただきました。

先生の紹介をする際に、「今日の勉強は、算数でも国語でも理科でも英語でもありません。教科書もノートも鉛筆も使いません。」と話して授業はスタート。

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SC(スクールカウンセラー)の先生は、まず始めに「今日は、4つのことをみんなに伝えたい。」とおっしゃっていました。

まずは「ストレス」について

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最近の子どもは、ストレスを感じることもさぞ多いだろう…などと思って話を聞いていると…。そもそもストレスとは、外部からの刺激に体が反応することで、「暑い」とか「寒い」もストレスになるのだそうです。

では暑ければどうする?服を脱ぐ?扇風機をつける?クーラーで涼をとる…つまり、ストレスを感じた時の対処法をちゃんと持っている(知っている)ことが大切ですね。ただし、周りの人に害にならない対処法を選びましょう!

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次に「差」と「差別」の違いについて・・・

分かりますか?私も聞かれたので答えましたが、半分正解!?だったそうです。

例えば、「差」と言うのは誰にでもあり、テストの点数や、身長、外見 etc 人の数だけあるかもしれません。当然あって良いのです。しかし、そこに価値を付けると・・・差別に変化するそうです。

・背が高い方がかっこいい

・テストの点が高いのは頭が良くて良いが、点が低いと馬鹿にされる

・A君の顔は、ハンサムだけど・・・B君は・・・

・泳げないのはダメ

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う~~ん、私たちの周りは差別であふれかえってしまうかも?だれでも思い当たることはありそうです。

3つ目は、言われて嫌な言葉について

「バカ」「死ね」「うざい」「嫌い」「キモイ」「臭い」「サル」「ゴリラ」・・・

逆に言われて嬉しい言葉は?

「ありがとう」「好き」「かっこいい」「頑張ったね」「おはよう」

うん、こっちの方が良いですね。

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でもさらに言い方が大事!言葉では気持ちの7%しか伝わらない・・・そうです。

「ナナパー!?少なくない?」

では残りの93%は?

お察しの通り、「表情」「声の大きさ」「言い方」等などで補っての100%です。

LINEのトラブルなどはまさにこのせいで起こるのだとか・・・本当の気持ちは、ちゃんと相手を見てしっかり伝えないといけませんね。

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最後に(本当の順番は違うけれど)ストレッチについて、実際に体を使って実演しました。

緊張と緩和?ただ、ダラ~っとしただけでは、真のストレッチにあらず。

まず体をバッキバキに硬直させて力を入れまくってからの脱力が本物のストレッチングなのだそうです。

これが一番盛り上がってましたね♬

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やっぱり体を使うことが好きな6年生らしいですね。

今日で顔つなぎができたので、中学校に行っても躊躇せずにSCの先生を頼れますね!(^^)!

それよりも町で会ったら積極的にあいさつして久米小学校の児童の良さをアピールしてくださいね。

また、お会いすることもあると思いますが、今日はありがとうございました。