教育実習生の初授業

2023年9月12日 13時24分

今日の2時間目に教育実習生が国語の授業にチャレンジしました。

2年生国語「ことばあそびをしよう」の小単元です。この単元では、「言葉遊びに関心を持ち、楽しみながら音読したり書いたりすることができる。」が目標です。

まずはその音読から…家で練習してきた成果か、思いのほかスラスラと上手な音読ができています。おお~2年生素晴らしい(私の感想)。続いては、言葉遊びの音読をして気付いたことを発表します。言葉の始まりが、「あいうえお」や「あかさたな」という50音の並びになっていることに気付きました。「あいうえお作文」って言ったり、「折句(おりく)」と言われる言葉遊びです。毎学期の初めに校長先生のお話で、3文字(えひめ、うかい等)を使った「めあて」を思い出した子もいるかもしれません。

「あいうえを作文(折句)」を使うことで、文章にリズムができたり、印象が強く残ったりすることになるのでしょう。「自分でもちょっと『かきくけこ』で作ってみて。」と先生が呼びかけると、瞬時にある男の子が、「カラスが、木に登って桑の葉を蹴飛ばしたら転んだ。」と即答しました。素晴らしい言葉選びのセンス!と感心します。でもやっぱり、意味のある文章を言葉を選んで考えるのは頭を悩ませます。う~~~んと考え込んでなかなか書ききれない子もいます。そこは、すかさず担任の先生がササッとフォローに入りアドバイスをされていました。子どもたちは終始楽しそうでした。明日はさらにカルタや数え歌などさらに発展した内容をやるみたいですね。

教育実習生、終始落ち着いた様子で、ちゃんと子供たち一人ひとりの目を見て話していました。まだまだ実習も始まったばかり(あと2週間以上)です。このあとどれくらい周りの先生方からスキルやパッションをたくさん吸収されることでしょう。本日はお疲れ様です、明日からも頑張りましょう。

さて、明日からはいよいよ6年生は修学旅行に旅立ちます。今日はゆっくり休んで明日に備えましょう。