電流のはたらき(最終章)
2023年1月13日 16時00分今日は、5年生の理科の授業の様子です。
「電流のはたらき」(最終章)
どの辺が最終章かと言うと・・・
実験用に購入した模型の車を今日家に持って帰ってしまうからです。
本来、この手の実験道具は、「まずは実験」「コイル100回巻と200回巻ではどっちが磁力が強い?」とか、「乾電池を直流つなぎで2個に増やすとどうなる?」などと実験をしたあとに・・・
では、車は家に帰って走らせてください・・・みたいな流れになるのが常なのでは?
久米小学校ではまず「車作ってみよう!」「コイルモーター作って走らせよう!」「回転数を上げるためにグリース塗ってみよう!!」ととにかくやる「JUST DO IT!!」の精神で何時間もかけて車を作っていました・・・
その姿は、理科と言うよりも図画工作?に近いかもしれません。
そして2学期は終わってしまいました。
3学期からはピッチを上げて、ガンガン「電流のはたらき」について学習していきました。
実験道具の数を増やして、予想→考察→実験→まとめ、予想→考察→実験→まとめ、予想→考察→実験→まとめのヘビーローテーションです。
一見効率が悪い(確かに効率は悪いかも)気もしますが・・・とにかく今までに何時間もかけてコイル磁石を触りまくっているので速い速い(作業スピードだけは特化していました)。
まぁ「習うより慣れろ」とはよく言ったもので、やっただけのことはあったかもしれません。
これが、学力として長期記憶にも刻まれるように復習もしっかりやります。
最後は、鉄芯なしのコイルモーターをみんなで作ってみました。
「先生、回りません!」
「先生、動きません!」
「先生電池がありません!」
・・・でも、しばらくすると「あ、回った回った!」
「乾電池の数を増やしてみよう」「磁石との間隔を変えてみよう」
勝手に工夫して遊び始めます。子どもは遊びの天才って誰が言ったか言わなかったか?
片付けは大変でしたが、たくさん準備した甲斐がありました。
楽しく習う→楽習(がくしゅう)を実践している5年生のみんなでした。