月と星 ☽と☆

2022年9月30日 16時21分

理科の授業は、専科の教員が教えています。

だから何だ?って感じかもしれませんけれど。

他にも、うちの学校(久米小学校)では、交換授業で他のクラスの音楽や外国語や体育も教えています。

良いところは、その教科の免許を持っていて専門性が高い授業が行われたり、その教科があまり得意でなかったり(人間だもの・・・当然あります)すると非常に助かります(私などの場合)。あと、いろいろな先生の指導を受けることでいろいろな影響を受ける→化学反応が起こりやすくなると思います。理科だけに・・・。

さて、そんな理科の授業ですが、いろいろな発見や工夫ができて子どもの興味・関心を大きく伸ばすことができる反面、植物や生物、天候などの自然現象を取り上げる場面も多く、案外厄介な一面もあります。いや~ホント言うとかなり厄介だったりします。

花が咲かない、もう散ってしまった。メダカ卵産まない。天気悪い観察できない。逆に天気よすぎて観察できないetc・・・

今4年生は、「月と星」をやっている真っ最中。昼や朝にも月は見えるよ!さあ見て見よう。先生~霧がかかっていて見えません。先生、雲がじゃまです!う~~ん、どうしろっていうのだろう・・・。そうだ、月や太陽を作ってしまえばよいではないか!

よし、月を作っちゃえ!

えっ、そんなのあり得ない。

あり得ない?実に面白い!!

って感じで、月の満ち欠けがわかる実験道具をみんなで作っちゃおう!となりました。

材料は、100均ショップの〇イソ―さんで揃えました。

タラララッタラ~こんなのできました。

これが案外優れものでして・・・月と地球と太陽の位置を調べるのにバッチリ。

その勢いのまま外にも飛び出して、たこ焼きみたいな道具を利用して実際の太陽のもと実験スタートです。しかし、今日も暑かった☀日陰にゴーです。

ま、こんな授業じゃない、遊んでるだけじゃん。ホントにこんなので理解できたのか?

う~~ん、分かりません。ホントのところは。多分本人たちも。でも遊びと授業を組み合わせるの教えてる側は、楽しいです。勉強(強く強いる)を学習(学び習う)に、学習を楽しく学ぶ「楽習(がくしゅう)」に♪

ただ一つ分かっていることは、準備してよかったってことです。

子どもたちは喜んでいたし。案外こっちが思っているほど盛り上がらないことも多いです。

学びは常にトライ&エラーです。何度も何度も失敗し、工夫し、また失敗し、チョットずつ成功に近づいていく。先人たちはそうして発明したり、法則を発見したりしているのでしょう。いつかこの学校からノーベル賞受賞者が出るかも?

なんて考えながら次の実験も頑張りましょう。