6年生の研究授業

2022年9月7日 16時15分

昨日は、暴風警報がでていたため臨時休業でしたが、本日は快晴☀

まさに「台風一過」ってところでしょうか。

朝から吹く風もさわやかで秋の訪れをちょっぴり感じます。

そんな朝一発目から運動場からは、元気な声が聞こえてきます。

一時間目から体育の学年あったかな?と思い窓の外を見ると・・・

隣接する久米幼稚園の園児たちが、サッカー教室をやっていました。

指導員の先生の言うことをよく聞いて、「足を入れ替えてみよう!早く!今度はジャンプしながら!」

園児の一人は、眉間にしわを寄せ、徐々に集中力を高め、やってみるのか?やらないのか?

やるんかい?やらんのかい?と固唾をのんで見守っていると…

眉間にしわを寄せたまま「・・・できん。」とつぶやいておりました。

まぁ~できないことがあっても全然平気です。

下手でも失敗してもこけても全然平気です。だって、どう考えても「伸びしろしかない!!」とティモンディー高岸さんなら言うでしょう。指導員の先生もニコニコ笑顔で教えておられました。

 さて、本日の5時間目は、6年生教室で校内研究授業が行われていました。

陸上練習と修学旅行の準備で忙しい中での研究授業は大変だったと思いますが、何事も前向きに取り組む学級担任と子どもたちの良さをたくさん見ることができる授業でした。

算数の「円の面積」の単元の最終章「円弧を含む複合図形の面積の求め方」を自分たちで今まで習ったことを使いながら解き方を工夫する(自力解決する)授業です。幼稚園の先生も見識を深めるために授業を参観しに来られました。

 活字にしたら難しそうですが・・・まぁ~難解です。難しいです。でも6年生は思考を止めずになんやかんや解いてみようと頑張りました。

当然、解き方を発見して自力で解いていく子もいます。先生からヒントをもらい、上手に活用する子、逆に頓珍漢なことを考える子、いろいろです。この色々いるのが実に面白いのです。グループで話し合い、解き方を確認したり、教えたり、教えてもらったり、それでも分からなかったりするのが良いのです。幼稚園児のサッカーと同じです。できなくたって大丈夫なのです。全員が一緒にゴールすることはありません。でも全員がゴール目指してちゃんと走っていたのがよく伝わってくるよい授業でした。

そんな感じがしました。

嘘だと思った方は、今度一緒に問題を解いてみてください。

なかなかの歯ごたえですよ!

放課後の研究協議には幼稚園の先生も参加されていました。

今回の授業では、操作活動がポイントになると協議の中でたくさん意見が出ました。

ほら、幼稚園からできることみっけ!

いっぱい積み木で遊ばせてもらって小学校でその経験が生かせることを願っています。

6年生のみなさん、担任の先生、今日はお疲れさまです。そしてありがとうございました。