すぐに役に立つことは、すぐに役に立たなくなる

2022年4月26日 18時05分

今日は湿度も高く、むわぁあ~~~と蒸し暑い1日となりましたね。

久米小学校の廊下も水滴でびしょびしょでした。

高学年の児童に「なぜ廊下や壁に水滴がつくの?」と聞くと、「水蒸気!!」と答えます。

その通り!正解!よくできました。

この空気中には、目に見えないけど水分(水蒸気)がたくさん含まれているのです。

この水蒸気(気体)は、冷やされると水(液体)に変身するのですね。

壁や廊下は、空気中より温度が低いのでピタリとくっついた水蒸気が水に変身します。

子どもたちは4年生の理科でそのことを習っています。

5・6年生はそのことをちゃんと覚えていました。

「すぐに役に立つことは、すぐに役に立たなくなる。」という名言は、超進学校「灘校」の伝説の国語教師、エチ先生こと橋本武先生の言葉です。

時間がかかっても脱線しても、そこに子どもの興味・関心があればしっかり身に付くということではないでしょうか?

そして、今日の久米小学校の理科の授業はと言うと・・・

 

 

ごくごく普通の授業です。

しかし、こういう授業こそが大事なのだと思います。

基礎・基本がしっかり身に付かなければただの遊びです。学校では、「学び方を学んでいる」のです。この真剣な表情。素晴らしいですね。