9/28 稲刈り
2021年9月28日 19時17分天候が危ぶまれていましたが、昨日もほとんど雨は降らず、今日は予定どおり稲刈りを行うことができました。稲刈り前の学校田の様子です。たくさんの実を付けた黄金色の稲穂が一面に広がり、爽やかな風に吹かれて揺れています。まさに里の秋といった風景でした。
開会行事で学校田運営委員長さんにご挨拶をいただき、いよいよ稲刈り開始です。
水を得た魚のように、初めからすごい勢いで稲を刈り取っていく児童には驚かされました。逆に、最初は稲刈りがまをうまく扱えず、のこぎりのように何度もごしごし動かしながら苦戦している児童も見られました。それでも6年生の順応力は大したものでした。数分後には、全員が大変手際よく稲を刈り取っていました。
刈り取った稲は、コンバインまで運びます。前が見えないほどたくさんの稲を抱えて、友達の分まで運んでいる児童がたくさん見られました。
6年生と学校田運営委員のみなさんの作業と並行して、地域の方にはコンバインで稲を刈っていただきました。一時間半ほどの作業で、すべての稲を刈り終えました。
地域の方には、今年の収穫量は、昨年よりもかなり多いのではないかと言っていただきました。
閉会行事では、地域の方から学校田の伝統についてお話をしていただきました。また、校長先生からは、八十八の手間がかかるといわれる米作りをとおしてすばらしい体験ができたことや多くの方の協力に支えられた活動であることを話していただきました。この学校田での米作りは、今回の収穫をもって終わりとなりました。来年度からは、新しい学校田に場所を移して活動します。長い間、久米小学校の学校田活動を支えていただいた皆様、本当にありがとうございました。新しい学校田での活動にも変わらずご協力いただきますようお願い申し上げます。