踊るエジソン✨
2024年2月1日 19時41分マラソン大会の興奮冷めやらぬところですが・・・
今日の天気とグラウンドコンディションを見ると、本当に実施できてよかったなと胸をなでおろしたくなります。
さて、朝マラソンも終わり、2月に入り、新しい気分で勉強も頑張っていかなければなりません。
今日は、6年生理科の「電気と私たちの生活」で行った実験の様子を紹介します。
ここでは、「電気を作る」「電気をためる」「電気を使う」を段階的に学習します。
「天才は、1%の閃きと99%の努力」というあまりにも有名な金言は、かの発明王トーマス・エジソンの言葉。
エジソンの3大発明と言えば、蓄音機と映写機と白熱電球だそうです。
目指せエジソン!発明王に俺はなる!!とばかりに実験&実験&実験を行う6年生たちです。
やっぱり理科は実験が面白いです。実は今年も大洲南中にお願いして、手回し発電機やLED電球、コンデンサ―をお借りして、贅沢にそしてたっぷり実験を行います。これも大切な小中連携の一つだと思っています。
まずは、モーターを使って発電する実験です。
割りばしでモーターの軸を回して電気を作る・・・
はい、やってみて!というとみんな「できるわけがないだろう」と半信半疑で、チャレンジします。
「先生つきません」「つきません」「絶対無理です」のオンパレードです。なかなか上手くいきません(T_T)
ですが、これが良いんです。3~5分頑張っていると、「あ~~つきました。先生つきました!」と言う子が、一人、二人・・・がぜんやる気が沸いてきます=3=3
エジソン先生も言っている通り「努力が大切」ってか、コツをつかめば誰でもできます。できないこと→できるようになるって、最高にワンダフルです♬
掴みは、OK。そこで手回し発電機の登場です。
すぐにつきます。めちゃめちゃ簡単につきます。「手回し発電機を考えた人は天才かも?」と思ったかもしれません。ここで、モーター(電磁石)や豆電球、LED電球を使って実験します。回し方や手に掛かる抵抗、重さを体感します。ここでは、「LED軽ぅ~♬」とか「プロペラ(モーター)重っ!」って分かります。
ここまでの学習で、モーターを回すと電気が作れることを頭と体で理解しました(多分)。
間に光電池でお日様の光で電気が作れることを学びます。
天気が悪かったので、スポットライトを使っていますが…学芸会がないので、スポットライトにスポットが当たる唯一の瞬間です。
次にコンデンサ―を使って電気をためる実験です。
ここでは中学校で借りたコンデンサーやLEDライトが大活躍します。
実験道具が多いと本当に効率よく実験が行えます。
まぁ~準備や片付けは大変ですが・・・
最後は、電源装置を使って、電熱線を発熱させる実験を行います。
ちょっと危険な面もあるので、注意事項や説明、約束事はしつこく教えます。
ふざけたり、不注意でケガをしたらいけません!
竹ぐしに発泡スチロールのかけらを刺して電熱線に置くと、一瞬で切れます。面白いようにスパッと!
次に蜜蝋(蜜で作った蝋燭)を使い、電流の量で溶けるスピードが速くなる様子を見ます。
と、教科書はここまでなのですが、せっかくだから電源装置を使ってエジソンが発明した白熱電球のフィラメントの光る様子を再現します。
用意するものは、シャープペンの芯です。と言っても小学校はシャープペン使わないので、先生が準備したものを使います。うまくいきますかね?
これも最初は失敗の連続です・・・が、やっぱりうまくいく子もいます。
芯が、カァーーーっと赤く光る姿は、なんだか美しくもあります。
線香花火のようにはかなく消えてしまいましたが🔥
きっと、これを発見した時のエジソンは、「やったぜ、ベイビー!」と飛び上がって喜んだに違いありません。
あとは、まとめとプログラミングを学習してテストですね。
ちなみに、教科書には電気の性質を研究した科学者として、マイケル・ファーラデーが大きく紹介されていました。えっ?・・・エジソン関係なかった・・・( ゚Д゚)
実験道具を貸してくださった南中の先生に感謝しながらもうちょっとだけ復習を頑張りましょう。