大洲市立久米小学校 
  

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大地のつくりと変化(導入編)

2023年11月6日 18時33分

今日は、三連休明けの月曜日です。先週の木曜日は、特別休業日で休みでしたので、4日振りに会う子もいますね。みんな元気でしたか?さて、本日は、11月とは思えないほど、湿度が高くて蒸し暑い一日でしたね。最高気温は27℃だったそうです。教室に入れば、暑いので窓を開けると掲示物が吹き飛ぶほど風が強かったので、扇風機を使っている学級もありました。

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本日は、6年生理科「大地とその変化」について。地層について学習するのですが、本物の地層は見に行けないし、どのようにして、地中深くまで思考を巡らせたら良いものか・・・?こんな時は、やっぱり代用品を使った実験です。

まずは、水中で地層ができる様子をペットボトルと運動場の砂や土を使って実験します。教科書や動画コンテンツでは、瓶を使っていましたが、落とすと割れるかもしれないリスクと一人一実験器具でとにかく体感させたいので、こんな時は「ペットボトル大作戦」です。

ペットボトルとハンガーは、汎用性がとても高いですね。ペットボトルの口に砂を入れるのは一苦労ですが、そこは裏技を使って難なくクリア。

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こぼれないように水を入れたらキャップをしっかり閉めて、ひたすらshake & shake

そして、しばらく(30~40分程度)寝かせ(放置し)ます。

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その間に今度は、青・白・赤のトリコロールカラーの地層を小麦粘土で作り、断層のずれやボーリングによる地層の調査方法について疑似体験をします。

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当たり前なんですが、こんなストローを使って行う、「なんちゃってボーリング」の実験でも、鮮やかなトリコロールカラーの粘土の層が出てくると、みんな一様に「おお~」って感嘆の声を漏らします。

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この授業中に思わず漏れる「おお~」の声、色々な声のトーンがあると思いますが、この声が理科の実験で出てきた際には、指導者の頭の中には「してやったり!」「準備しておいてよかった~♬」「そら、そうよ」等など色々な感情が沸き上がってきます。

しかし、そんな歓びもつかの間・・・子供たちは、やっぱり粘土で遊ぶのが大好きで・・・気が付くと勝手に遊び始めます・・・ああ~やっぱりか。まぁ6年生になると粘土で遊ぶ機会も滅多にありませんしね。

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そうこうしてるうちにペットボトルの実験もいい感じになってきました。まだまだ、水は濁って分かりづらいですが、粒の大きさによって何層にも分かれているのが確認できました。子どもたち曰く、「重たい土が下の方にたまって、軽い砂が上の方になっています。」でした。

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「ふ~~~ん」・・・にやり😀

本当は、ちょっと違いますね。砂の粒子の方が土の粒子よりも大きいはずですから・・・。このギャップが実験の醍醐味ですね。そのことをどうやって実験や観察で理解していくかが指導者にとっても大切ですね。

次はどんな実験ができますでしょうか?こうご期待。