6年生の研究授業と久米地区防災研修
2023年6月26日 12時58分
今日は、週の始まり月曜日です。2校時に6年生の算数の研究授業が行われました。
全クラスの先陣を切って、6年生担任が授業を行います。
授業は算数の「分数÷分数」の単元の序章です。分数÷分数の計算は、割る数を逆数にすれば計算できる!というのを大人のみなさんは覚えているのではないでしょうか?確かにその通りで、割り算の計算の大前提は、「割る数を整数にして計算する」ですから、分数の単元で習った「逆数(3分の2なら2分の3…かけると積が『1』になる)」を使い、逆数をかければよいとなります。
だからとにかく、そうしたらいいのですが…全然子供に「ストン」と落ちてこないのです。多分、そのまま使えばいいと言われても「?」「?」「なんで」「なんで」「な~んで~?」になってしまうかもしれません。
そこで、何故この式になるのかを自力で解決していこうというのが本日のテーマです。4つの武器「言葉の式」「線分図」「面積図」「6マス表」を駆使して何とか説明しようと奮闘します。途中アドバイスやヒントをもらいながら、45分の授業の終盤には、「逆数でかければよい」というゴールにたどり着きました。
もちろん全員が同じように理解していたわけではないと思いますが、「ああ~そうなんだ…」と少しずつ納得して、次回から「逆数でかければよい」が素直に使えるようになったのではないでしょうか。とにかく、子供達の主体的に学習に関わる態度も、担任の先生の情熱や指導力もビンビン伝わってくる熱い授業でした。お疲れさまでした。
さて、昨日の日曜日には、8時より久米地区の避難訓練、9時からは引き続き防災研修が行われました。本校からも親子で参加された方がいたのでご紹介を。
まずはど派手なジャケットを着た先生の講義です(注目を集めるためにわざと派手な衣装を着ているらしいです)。引き続き、実習です。今回は、室内でプライベートスペースを確保するためのテント設営と簡易ベッドの組み立て、ポータブルのトイレの組み立てと目隠し用テントの設置を行いました。
5人1組になって、老若男女が混ざったグループで協力して作りました。子供達にとっては、ちょっとしたアトラクションみたいで楽しかったようです。学校にもテントが20セット置いてあるそうです。いざというときにちゃんと使えるよう、避難訓練のオプションとして、一度みんなで確認してみるのも良い研修になりそうですね。