秘密兵器登場の巻!
2023年4月26日 11時59分6年生の理科は、「ものの燃え方と空気」の単元で、ろうそくを使った実験を毎回のように行っています。
空気中には、「酸素」「窒素」「二酸化炭素」などの気体があり、ものを燃焼することで、あるものが増え、あるものが減る…といったことを実験で検証していきます。
マッチを使うようになっていますが、安全面を考え、チャッカマン(着火用ライター)を使用しています。
ものが燃えるのには、空気が入れ替わることが必要であることを線香の煙を使った実験で検証します。次に石灰水が二酸化炭素に触れると化学反応を起こし白濁することから、ろうそくが燃える前の空気と燃えた後の空気では、二酸化炭素の量が違う(増えている)ことを検証します。
そして、前回は、気体検知管(通称:検ちゃん)を使って酸素が減って⤵二酸化炭素が増える⤴ことを検証する。ハズでしたが、なぜか検ちゃんの調子が悪かったのか?機嫌が悪かったのか?まぁ~そんな日もあるかも…。
授業の終わりごろ子ども達から「失敗ですか?」と聞かれました。「…そうです。失敗です。まぁ~厳密に言うとうまくいかなかった…それを失敗というかもしれませんが。でも心配ご無用!次の理科の時間は、絶対失敗しませんから!」と答えました。
そこで秘密兵器登場です。「デジタル酸素チェッカー」たらららったらぁ~♬
昨年度、購入させていただきました。
この日のために満を持しての出陣です。子ども達も喜んで使っていました。ただ一つの欠点は、酸素濃度しか測れません。では、二酸化炭素は?
はいここで再び「検ちゃん」登場です。今日は機嫌よくバンバン良い数字をたたき出してくれました。
考えようによっては、今日の実験は、デジタルとアナログの融合が素敵なハーモニーを醸し出している感じでした。
でも、本日は40分の短縮授業(午後からの家庭訪問のため)です。のんきなことは言ってられません!結果をまとめるやいなや、ここから電光石火、怒涛の片付け開始です。ちょっぴり慌ただしかったですが、前回の失敗も回収した理科の授業でした。
今日で家庭訪問もラスト1日です。明後日は、ウェルカム遠足です。事故なくけがなく過ごしましょう。