有り難いお話です
2023年3月20日 16時15分今日は、久しぶりに6年生が全員そろっての卒業式練習でした。
体育館は底冷えしますが、みんなはきはきと自分のセリフを言えるなど仕上がっている感じです。
そして、昼に今年度最後の賞状伝達がありました。
月末テストの年間満点賞(頑張りました)
世界児童画展の入選(おめでとう)
大洲市から頂いたスポーツ賞と藤樹会賞(素晴らしい)
今年度も多方面で才能を発揮し、努力の成果を認められ、たくさんの賞をいただきましたね。
受賞されたみなさん、おめでとうございます。
さて、タイトルの「有り難い話」ってなんの話かと言うと・・・
皆さんが考える「良い学校」ってどんな学校でしょうか?
例えば、挨拶ができる。
トイレのスリッパがそろっている。
大きな大会で活躍する子がいる。
勉強ができる。
先生の言うことをよく聞いてみんなが仲良し…などなど、挙げればきりがありません。
しかし、今一番「良いなぁ~」「素敵だなぁ~」と思うのは「地域に愛される学校」です。
話は日曜日に遡ります。
業者の方と地域の協力者の方がいらして、朝からずっと・・・本当にずっと、前から大きくなりすぎて手に負えなくなっていた学校の巨木を伐採してくださいました。
それはもう見事に…我々素人がどう頑張っても絶対不可能なくらいバッサリと伐採してくださいました。
「怪我してもいけんけん手伝わんで良いよ。」「これで後、20~30年は切らんで良うなったわい。」と笑って言っていただき、何も手伝わないまま、夕方になり日が暮れるまで作業をしてくださいました。
そして次の日(月曜日)の朝も・・・
実は、今回はそれだけではありません。
前日の土曜日の昼過ぎのことです。地域の建設会社の方(元保護者)が来られて、学校で伐採した木や朝の奉仕作業で集めて捨てていた落ち葉等で山盛りになっていたゴミ捨て場を建設機械を使って、いつの間にかすっかり綺麗にしていただいていました。
そう言えば先日、急きょ連絡した時「卒業式までに綺麗にしとくから。」と言っていただいていたのを思い出しました。
我が久米小学校は、校歌に「みどり~だ、みどり~だ」と豊かな自然を強調する歌詞が入っています。本当に周りを緑に囲まれた素晴らしい環境ですが、あっという間に草はぼうぼう、木々はもさもさに生い茂ります。到底自分たちだけでは綺麗にできません。
地域の方の協力、助力があっての久米小学校だということと、地域の方にずっと愛されてきたことを再確認しました。本当にありがとうございます。この「愛」に応えられるようにこれからもみんなで頑張っていきましょう。
さて、春分の日の休みが明ければ、いよいよ卒業式の準備、卒業式、修了式と今年度も終わります。残すところたったの3日。まずは卒業式に向けて、皆さん頑張りましょう。